ジフェニル

最終更新: 2026年03月20日 | 出典: FFCR 令和7年8月版 / FDA 2026年2月版

Diphenyl (Biphenyl)

EUで食品添加物として未認可の防かび剤

用途: 防かび剤 INS: 230 CAS: 92-52-4

この添加物が含まれる食品

輸入グレープフルーツ(皮の防かび処理)輸入レモン輸入オレンジ輸入ライム

商品により使用の有無は異なります。成分表示を確認してください。

国別規制ステータス

🇯🇵 日本 認可
🇪🇺 EU 未認可
🇺🇸 米国 認可

ジフェニル — 要点

記事・レポートでの引用にご利用ください。

  • ジフェニル(Diphenyl (Biphenyl))は日本では認可されている食品添加物。主な用途は防かび剤。
  • EU: 未認可、米国: 認可
  • 含まれる食品例: 輸入グレープフルーツ(皮の防かび処理)、輸入レモン、輸入オレンジ、輸入ライムなど。

ジフェニル(ビフェニル)は柑橘類の防かび剤として使用される。EUでは2008年に食品添加物リストから除外された。日本と米国では引き続き認可されている。

なぜ海外で禁止・規制されているのか

EUでは2005年の欧州食品安全機関の評価を経て、食品添加物リストから除外された。ただし、農薬としての使用は別途規制で管理されている。

健康上の懸念

高用量で肝臓・腎臓への影響が動物実験で報告されている。通常の食品摂取量では問題ないとされるが、柑橘類の皮を使用する場合は洗浄が推奨される。

日本の立場

指定添加物として認可。主にグレープフルーツ、レモンなど輸入柑橘類の防かび剤として使用。使用基準あり。

規制の経緯

1960s 柑橘類の防かび剤として広く使用開始
2005 欧州食品安全機関が評価、食品添加物としての必要性を疑問視
2008 EUが食品添加物リストから除外
現在 日本は防かび剤として認可継続

ジフェニルは本当に危険なのか?

ネット上には「危険」「安全」の両方の主張がありますが、ここでは公的機関の評価のみをまとめます。

研究で指摘されている懸念

高用量で肝臓・腎臓への影響が動物実験で報告されている。通常の食品摂取量では問題ないとされるが、柑橘類の皮を使用する場合は洗浄が推奨される。

結論: 科学的評価は各国の規制機関によって異なります。 EUでは未認可ですが、これは安全性評価が完了していないことを意味し、必ずしも危険とは限りません。 不安な場合は商品の原材料表示を確認し、避けることも一つの選択肢です。

ジフェニルに関するよくある質問

ジフェニルは安全ですか?

ジフェニルは日本では食品添加物として認可されていますが、EUでは未認可されています。各国の規制基準は異なるため、一概に安全・危険とは言えません。

ジフェニルはどんな食品に入っていますか?

ジフェニルは主に防かび剤としてさまざまな加工食品に使用されています。商品の原材料表示で確認できます。

ジフェニルを避けるにはどうすればいいですか?

ジフェニルを避けたい場合は、商品の原材料表示を確認してください。「ジフェニル」または同義の名称で記載されています。無添加や有機認証の製品を選ぶことも一つの方法です。

出典: FFCR(令和7年8月25日版)、EU Regulation (EC) No 1333/2008、FDA 21 CFR、EFSA Scientific Opinions、食品安全委員会評価書
分析: LivData独自クロスリファレンス。