食用赤色2号及びそのアルミニウムレーキ
最終更新: 2026年03月20日 | 出典: FFCR 令和7年8月版 / FDA 2026年2月版
Food Red No.2 (Amaranth) and its Aluminum Lake
米国は1976年に禁止、日本では50年間使い続けている
この添加物が含まれる食品
商品により使用の有無は異なります。成分表示を確認してください。
国別規制ステータス
食用赤色2号及びそのアルミニウムレーキ — 要点
記事・レポートでの引用にご利用ください。
- 食用赤色2号及びそのアルミニウムレーキ(Food Red No.2 (Amaranth) and its Aluminum Lake)は日本では認可されている食品添加物。主な用途は着色料。
- EU: 制限あり、米国: 禁止。
- 含まれる食品例: かき氷シロップ(いちご味)、駄菓子のゼリー・グミ、漬物(福神漬け・紅しょうが)、清涼飲料水など。
- IARC(国際がん研究機関)分類: グループ3(人に対する発がん性について分類できない)。
- ADI(許容一日摂取量): 日本: 0.5 mg/kg 体重/日、EU: 0.15 mg/kg 体重/日。
赤色2号(アマランス)は赤色のアゾ系合成着色料。米国FDAが1976年に発がん性の疑いで禁止したが、日本では指定添加物として認可が継続されている。EUでは魚卵など一部用途に限り使用可。
なぜ海外で禁止・規制されているのか
米国FDAは1976年、ラットの実験で腫瘍との関連が示唆されたとして禁止。科学的には決定的な証拠とは言えないが、安全性を証明する責任を製造者側に課す米国のアプローチにより禁止が維持された。EUでは魚卵のみなど非常に限定的な用途で使用可。
健康上の懸念
アゾ系色素で、体内で分解されるとアミン類を生成する可能性。動物実験での腫瘍との関連が指摘されているが、人での発がん性は確認されていない。
日本の立場
食品安全委員会は通常の食生活で問題ないとの評価。着色料として菓子類、清涼飲料水、漬物などに使用されている。
規制の経緯
食用赤色2号及びそのアルミニウムレーキは本当に危険なのか?
ネット上には「危険」「安全」の両方の主張がありますが、ここでは公的機関の評価のみをまとめます。
IARCの分類は「発がん性の証拠の強さ」を示すもので、リスクの大きさではありません。グループ2Bには漬物やアロエベラも含まれます。
ADIはこの量以下なら毎日一生摂取しても健康に影響がないとされる基準値です。
研究で指摘されている懸念
アゾ系色素で、体内で分解されるとアミン類を生成する可能性。動物実験での腫瘍との関連が指摘されているが、人での発がん性は確認されていない。
結論: 科学的評価は各国の規制機関によって異なります。 EUでは未認可ですが、これは安全性評価が完了していないことを意味し、必ずしも危険とは限りません。 不安な場合は商品の原材料表示を確認し、避けることも一つの選択肢です。
食用赤色2号及びそのアルミニウムレーキに関するよくある質問
食用赤色2号及びそのアルミニウムレーキは安全ですか?
食用赤色2号及びそのアルミニウムレーキは日本では食品添加物として認可されていますが、EUでは制限、米国でも禁止されています。各国の規制基準は異なるため、一概に安全・危険とは言えません。
食用赤色2号及びそのアルミニウムレーキはどんな食品に入っていますか?
食用赤色2号及びそのアルミニウムレーキは主に着色料としてさまざまな加工食品に使用されています。商品の原材料表示で確認できます。
食用赤色2号及びそのアルミニウムレーキを避けるにはどうすればいいですか?
食用赤色2号及びそのアルミニウムレーキを避けたい場合は、商品の原材料表示を確認してください。「食用赤色2号及びそのアルミニウムレーキ」または同義の名称で記載されています。無添加や有機認証の製品を選ぶことも一つの方法です。
赤色2号が入っている食品は?
赤色2号(アマランス)は日本では食品添加物として認可されており、かき氷シロップ(イチゴ味)、ゼリー菓子、清涼飲料水、福神漬けなどの赤色系食品に使用されることがあります。ただし、米国では1976年に禁止されており、EUでは使用が制限されています。商品の原材料表示で「赤色2号」または「赤2」と記載されているかを確認してください。
出典: FFCR(令和7年8月25日版)、EU Regulation (EC) No 1333/2008、FDA 21 CFR、EFSA Scientific Opinions、食品安全委員会評価書
分析: LivData独自クロスリファレンス。