チアベンダゾール

最終更新: 2026年03月20日 | 出典: FFCR 令和7年8月版 / FDA 2026年2月版

Thiabendazole

EUで食品添加物として未認可の防かび剤

用途: 防かび剤 CAS: 148-79-8

この添加物が含まれる食品

輸入バナナ(皮の防かび処理)輸入グレープフルーツ輸入レモン輸入オレンジ輸入クレメンタイン

商品により使用の有無は異なります。成分表示を確認してください。

国別規制ステータス

🇯🇵 日本 認可
🇪🇺 EU 未認可
🇺🇸 米国 不明

チアベンダゾール — 要点

記事・レポートでの引用にご利用ください。

  • チアベンダゾール(Thiabendazole)は日本では認可されている食品添加物。主な用途は防かび剤。
  • EU: 未認可、米国: 認可
  • 含まれる食品例: 輸入バナナ(皮の防かび処理)、輸入グレープフルーツ、輸入レモン、輸入オレンジなど。

チアベンダゾールは防かび剤として使われている。EUでは2001年に食品添加物リストから除外された。日本では柑橘類・バナナの防かび剤として認可。

なぜ海外で禁止・規制されているのか

EUでは食品添加物リストから除外された。ただし、農薬(殺菌剤)としてはEUでも使用が認められている場合がある。食品添加物と農薬の規制体系の違いによる部分が大きい。

健康上の懸念

高用量で肝臓への影響が動物実験で報告されている。通常の食品摂取量では問題ないとされるが、果皮を食べる場合は注意が必要。

日本の立場

指定添加物として認可。主に輸入柑橘類とバナナの防かび剤として使用。使用基準あり。

規制の経緯

1960s 防かび剤・駆虫剤として開発
1977 日本で食品添加物として指定
2001 EUが食品添加物リストから除外
現在 日本は防かび剤として認可継続

チアベンダゾールは本当に危険なのか?

ネット上には「危険」「安全」の両方の主張がありますが、ここでは公的機関の評価のみをまとめます。

研究で指摘されている懸念

高用量で肝臓への影響が動物実験で報告されている。通常の食品摂取量では問題ないとされるが、果皮を食べる場合は注意が必要。

結論: 科学的評価は各国の規制機関によって異なります。 EUでは未認可ですが、これは安全性評価が完了していないことを意味し、必ずしも危険とは限りません。 不安な場合は商品の原材料表示を確認し、避けることも一つの選択肢です。

チアベンダゾールに関するよくある質問

チアベンダゾールは安全ですか?

チアベンダゾールは日本では食品添加物として認可されていますが、EUでは未認可されています。各国の規制基準は異なるため、一概に安全・危険とは言えません。

チアベンダゾールはどんな食品に入っていますか?

チアベンダゾールは主に防かび剤としてさまざまな加工食品に使用されています。商品の原材料表示で確認できます。

チアベンダゾールを避けるにはどうすればいいですか?

チアベンダゾールを避けたい場合は、商品の原材料表示を確認してください。「チアベンダゾール」または同義の名称で記載されています。無添加や有機認証の製品を選ぶことも一つの方法です。

出典: FFCR(令和7年8月25日版)、EU Regulation (EC) No 1333/2008、FDA 21 CFR、EFSA Scientific Opinions、食品安全委員会評価書
分析: LivData独自クロスリファレンス。